Cocktail Story~カクテルレシピと自身の記憶「モヒート Mojito」

ご無沙汰しております、四宮です。

5月に入りすぐに暖かくなるかと思ってはいましたが、しばらくは肌寒い日が続いていました。

ここ数日ようやく暖かくなり、と言うか少し暑いと感じる事もあり少し季節的に早いですがモヒートが頭をよぎったので解説していきたいと思います。

 

モヒート Mojito

introduction

モヒートとは?そう思われる方も少なくなったのではと感じるほど今や多くの方に認知されるカクテルとなっています。

私の経験上12、3年前頃から急激にオーダーされることが多くなり、ミントの仕入れに大変苦労をした記憶があります。

簡単な説明をしますと細かく砕いた氷(クラッシュアイス)で満たされたグラスにラムとライム、砂糖そしてミントを加えた非常に清涼感のあるカクテルです。

これからの季節にぴったりのカクテルであり、ミントが苦手な方でなければ是非飲んでいただきたいカクテルです。

this volume

現在ではネット通販でもミントや本来モヒートに使用されているイエルバブエナも入手しやすくなっており時期によってはご家庭でも楽しんでいただけるカクテルとなっております。

そんなモヒートの簡単な作り方ですが

1、ラムを冷凍庫にて保管

モヒートは基本的にはクラッシュアイスを使用するため、氷が大変溶けやすくなります。飲食店で使用する氷屋さんから仕入れた氷や業務用の冷凍ストッカーなどがあれば話は別ですが一般的な家庭用冷蔵庫に付随した冷凍庫であればラムも予め冷凍することで過度な氷の溶け出しを緩和することができます。

2、ミント、ライム、砂糖の準備

ミントに関してはその日で使い切ってしまうのであれば大した準備は必要ありません。

可能であれば一度ボウルに溜めた水に20分ほど浸しておくことをお勧めします。

その後ミントの使用が翌日などになる場合は茎の1番太い部分だけ取り除いておけば少し日持ちが良くなります。

ライムはご自身が使用しやすい大きさにカットしてください。あまりに大きいとグラスに果肉ごと入れた時に混ぜにくくなってしまいます。絞ったライムジュースのみの使用でも大丈夫なので、マイムの皮のワックスなどが気になる方はジュースのみを使用してくだい。

砂糖に関しては液糖より粉糖を、その中でもブラウンシュガーを個人的にはお勧めします。

粉糖を推す理由としてはカクテルの中の水が占める割合を少しでも減らしたいという目的があります。

また少量の炭酸も使用するので予めご用意ください、無味の炭酸水であればなんでも構いません。

recipe&technique

材料の準備が終わったら順番に材料をグラスに入れます。

順番は

グラスをクラッシュアイスで満たす

ラム、砂糖、ライムの順でグラスに入れます。ライムを絞る場合もジュースの場合も同様です。

材料を入れたらバースプーンやマドラーで上下に混ぜます、クラッシュアイスごと上下をひっくり返すイメージです。

少し氷が溶けてグラスの液面が下がるので、ここでミントを加えます。

再び上下にかき混ぜた後、グラス上部までクラッシュアイスを追加してソーダを少し注ぎもう一度軽く上下に混ぜて完成です。

お好みでライムやミントを飾ってください。

分量例:

ハバナクラブ3年70ml
ライムジュース20ml
ブラウンシュガー大さじ1杯
ミント10g程度
ソーダ適量

Ending

ヒートにはストローが2本刺さっていることが多いです、諸説ありますがクラッシュアイスが詰まった時などの為という意味もあると思います。

よくストローでずっとモヒートをかき混ぜている方がおられますが、過度に氷が溶けるだけなのでそのまま飲まれることをお勧めします。

また口当たりにアルコールを感じにくいカクテルではありますが、クラッシュアイスで満たされたカクテルやその他お酒に見られる傾向です。

レシピによりますがモヒートは比較的アルコール量が多いカクテルです、他の方に勧める際はどの程度お酒が飲めるかしっかりと確認してください。

今回はモヒートについて書かせていただきました。

モヒートに関しては個人的に他のカクテルより大雑把に作る感じがちょうど良いのではないかと感じています。是非ご家庭でも気軽に楽しんでいただければ幸いです。

四ノ宮清十郎

若くしてバーの世界に飛び込む。
オーセンティックバーなどで修行を積み、独立。
現在は関西を中心に飲食コンサルタントとして活躍中。

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