本日のちょっとニュース♪「リサイクルアルミ100%??」

本日は「世界初のリサイクルアルミ100%使用飲料缶を実現、CO2排出量を60%削減」というニュースを見つけました。

いままでも空き缶はリサイクルされてきましたが、今回のニュースでは、
リサイクルされたアルミを100%使った飲料缶が登場するとのことです。

BARでは缶ではなく瓶を使用していることが多いです。
瓶は回収されて再利用されるというエコな側面があり、
また、味に影響がないからなんて言われるかたもいらっしゃいます。

そんな中リサイクルアルミ100%の飲料缶が登場というニュースがでてまいりまして、
これなら缶のものを利用するのもいいのかな?なんてちょっと考えております。

衛生の観点からフルーツジュースを絞るのではなく、
缶のもを使用するという飲食店も増えていると聞きます。
その際やはり多くの空き缶がでてしまうというのがネックでもありました。
もちろんリサイクルには出しますが、それがまた自分たちが使うものに
戻ってくるというのであればなおよいかな?とちょっと感じた次第です。


概要:

 国内の飲料用アルミ缶は、リサイクル率が96%と高く、また、缶から缶に再利用する「水平リサイクル」が確立されている製品です。従前より缶胴には新地金にリサイクルアルミを配合した材料が使用されてきましたが、缶胴・蓋トータルのリサイクルアルミの配合率は直近でも6割弱(※3)と推定され、依然として蓋を中心に新地金が使用されています。これは、材料の加工性や蓋の強度など、一定の品質を確保するために新地金が使用されてきたことが主な要因です。
 CO2排出量の削減は気候変動問題で社会課題となっており、容器にもその削減が求められています。アルミ缶の環境対応に関しては、これまで軽量化を中心としてCO2排出量の削減を進めてまいりましたが、削減を加速させるためにはリサイクルアルミの使用率を高めていくことが最も有効です。アルミ再生地金生産時のCO2排出量は新地金の約3%(※4)であり、排出量を劇的に低減する効果があります。
 東洋製罐グループは、アルミ缶に備わる環境優位性を更に高めていくため、「リサイクルアルミ100%使用飲料缶(蓋を含む)の量産化」を将来的に目指しており、生産が実現出来た暁には、缶の資源循環が完結し、CO2排出量も大幅に低減することが可能となります。

※3  「2020年使用済アルミ缶の再利用量(アルミ缶リサイクル協会調べ)」と「缶・蓋生産スクラップの再利用量(東洋製罐グループ実績より推計)」の加算値に「アルミ缶材出荷量(日本アルミニウム協会公開データをもとに推計)」を除して推計。
※4  アルミ1kg生産するのに排出されるCO2量(単位:kg- CO2)
(出典:(社)日本アルミニウム協会「アルミニウム新地金および 展伸材用再生地金の LCI データの概要」) 

椎名 和美

BAR Decord 店長の椎名和美です。

ご来店いただく全ての方が楽しんでいただける空間づくりを心掛けております。

ごゆっくりお過ごしください。

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