Cocktail Story ~ シェークの基本動作

introduction

今回はシェークの基本動作を簡単に解説したいと思います。

ここ最近紹介したカクテルにもシェークするものがいくつかありましたので、
丁度良い機会かと思います。

プロや一流という言葉が添えられやすい技術ですが、
皆様が想像するよりはるかに簡単なので是非お試しください。

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シェーカーの種類

シェーカーには簡単に分けると3ピースシェーカーと2ピースシェーカーがあります。

3ピースシェーカー

2ピースシェーカー

皆様がイメージするのは3ピースの方ではないでしょうか?

ご家庭で一つ欲しいと思われる場合は3ピースで良いと思います、
サイズもさまざまですが350mlサイズか500mlサイズがおすすめです。

2ピースシェーカーは中身のカクテルを氷ごとグラスに注ぐ場合に便利です。
例えるなら先日紹介したカルーアミルクなどがそちらに該当します。

シェーカー使用の注意点

次にシェーカーを使用する上での簡単な注意点を紹介します。

まず炭酸やあ発泡があるものは使用できません、
どのような腕力をお持ちでも必ずシェーカーがはずれ思わぬ事故につながります。

次にシェーカーを叩く動作はお控えください。

材料と氷を入れたシェーカーを占める際はしっかりと噛み合っていることを確認したら
衝撃を加えることなく閉めてください。

氷と共にお酒が冷えるため内部の空気が収縮しますので、
傾けても液体が漏れない程度に閉めてさえいれば問題ありません。

逆に叩いてしまうと過度に閉まってしまい、
カクテルを注ごうにもシェーカーが開かなくなってしまいます。

またシェーカー自体の歪みや痛みにもつながりますのでご注意ください。

シェーカーの持ち方と振り方

最後にシェーカーの持ち方と振り方について解説します。

まず持ち方ですが、利き手次第ではありますが
右手をシェーカー上部のトップ部分を親指で押さえて持ちます。

左手は中指と薬指で底を包み込むように持ちます。

手でべったり持つとカクテルの温度が、、、などと言われますが
落としたりしてしまう事や不安に思うことの方が怖いのでしっかり持ってください。

次に振り方ですがシェーカーをしっかり持った上で手首をリラックスさせて振ってください。
無理にスナップを加えるのではなく前後バランス良く振ります。
逆にスナップを加えてしまうと前に押し出す力が強くなりバランスが崩れ氷が無駄に崩れたり、
最悪の場合は氷が過度に底へぶつかりシェーカーが外れることもあります。

力を抜いて振ることを心がけましょう。

Ending

今回はカクテルメイク技術の一つであるシェークについてお伝えいたしました。
ポイントとなる箇所はお伝えできたと考えてはおりますが、
文面だけでは伝わりづらいと思いますので近く動画にしたいと考えています。

難しく考えすぎず、まずトライしてみることが大切です。
一人で行う場合は恥ずかしくも間違いも問題ありませんからね。

椎名 和美

BAR Decord 店長の椎名和美です。

ご来店いただく全ての方が楽しんでいただける空間づくりを心掛けております。

ごゆっくりお過ごしください。

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