営業日誌~自宅でカクテルを作る時の副材料の選び方

ここのところお話をしております、
自宅でカクテルを作る際のポイントですが、
本日は副材料の選び方をお話いたします。

ここでいう副材料とはジュースであったり、
ソーダであったりというアルコールではない材料を指します。

お店では生のフルーツを絞ったり、
瓶に入ったソーダなどを目にされることが多いでしょうが、
ご自宅でとなるとちょっと事情が違ってきます。

まず、ジュース類ですが100%ジュースを使用する、
という前提があった上で、
「できるだけ容量が小さい小分けのパック容器のものを選ぶ」
のがポイントとなります。

理由はとても簡単で、
自宅でご自身が飲むだけであれば
1回に使用する量というのは、
非常に限られた量しか消費しません。
であれば、少ない量でパックされたものを
利用するというのが味の面でも合理的なのです。
そして、少容量のものであれば、
複数の種類を用意するのも難しくなくなります。

同じ理由でレモンやライムなども、
小さな小瓶に入ったもので十分です。
ご自身で絞ったものを瓶に入れてもよいですが、
劣化が早いので、
その日で使い切れないようであれば、
正直オススメはできません。

最後にソーダやトニックなどですが、
缶入りの小容量(200mlぐらい)のものを、
私はオススメいたします。

ペットボトルのものを多く販売されていますが、
まずペットボトルですと容量が多いという点、
そして、長期保存した場合に、
炭酸が抜けやすいという欠点があります。

その点、缶は容量が少ないものが一般でも、
販売されており、かつ、
長期保存した場合にも炭酸が抜けにくいです。

一度開封してしまえば、
炭酸はどんどん抜けるのは当然なのですが、
実は未開封でもペットボトルでは、
保存期間が長くなるほど、ほんの少しづつですが
炭酸が抜けていってしまうのです。

それを避ける意味で、
お店では瓶入りを使用することが多いですが、
最近ではお店でも缶のものを利用する、
なんてことを聞いたりします。

なにより1杯で1缶ちょうど使い切れるぐらい、
というのが自宅でのカクテル作りには、
よいポイントであると言えます。

本日のお話をざっとまとめますと、
まず1回で使いきれる容量のものを選ぶこと、
そして品質が変化しづらい容器のものを選ぶこと、
たったこの2点を考慮するだけで、
ご自宅でのカクテル作りの幅が広がります。

次回は氷のお話をできたらと考えております。

では、いってらっしゃいませ。

椎名 和美

BAR Decord 店長の椎名和美です。

ご来店いただく全ての方が楽しんでいただける空間づくりを心掛けております。

ごゆっくりお過ごしください。

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