本日は「ビールマイスターの匠の技をロボットで再現」というニュースを見つけました。
最近のAI技術の進化で、人間の動きをほぼ再現できるという技術が確立されてきたと聞いておりますが、ビールを注ぐという技術もついにロボットが取って代わる時代が本格的にきそうです。いままでも自動注ぎマシンはありましたが、それをより人間と同等になるように動きやスピードなどを調整したものになっているようです。なお、このロボットただ注ぐだけでなく提供する際の整える作業までやってしまうとのこと。人間ではどうしてもブレがありますが常に85点の動作をロボットであれば実現できるわけですから、今後カクテル作りもこういう方向にいくのかもしれませんね。
概要（プレスリリースより）：
■ビールサーブマイスターロボの概要
ビールサーブマイスターロボは、一般のビールサーバーに、独自のプログラミングを行なった協働型ロボットを組み合わせる事によってプロのビールマイスターのような所作でビールをサーブするロボットです。株式会社小矢部精機（本社：富山県小矢部市 代表取締役社長 藤田淳二）の協力のもと開発したロボットです。単にビールをサーブするだけでなく匠の技と言われているプロのマイスターの動きを忠実に再現しております。グラスのピックアップからリンサーによるグラス内側の洗浄、ビールサーブ、泡切り、泡足し、グラス外側洗浄までプロが行う工程をすべてロボットが行います。また人が介在しないため衛生的であり常に安定したビールを提供可能となります。
■ビールサーブマイスターロボの概要と今後の展開について
Quiny株式会社では、ビールサーブマイスターロボを活用することによって、飲食店やブルワリーでの人手不足に対応するだけでなく、駅や空港、イベント会場といった多く人の集まる場所でのエンターテイメント要素での活用やキッチンカーを活用した移動販売での活用などを想定しております。このため、移動販売やイベント関係のビジネスを提供する事業者とのタイアップについて検討を進めようと考えております。また、ビールサーブマイスターロボは、プログラムの変更によりサーブするビールに合ったサーブ方法を提供できるなど、ビールメーカーとのタイアップについても検討していこうと考えております。
