Cocktail Story~ ウイスキーと果物

introduction

今回はウイスキーと果物を合わせた飲み方を紹介していきます。

飲み方別に相性の良い果物があり、
組み合わせ方によってはかなりのバリエーションになりますので是非お試しください。

 

ハイボール

ハイボールに果物というとレモンを思い浮かべる方が多いと思います。
ウイスキーの僅かな甘味を抑えるときには必須かもしれません、
飲食店などではレモンを入れるか確認される場合もありますね。
ハイボールに果物を合わせる時はうまく炭酸を無くさずに混ぜることができる
柑橘系の果物がおすすめです。
ハイボールに加える際は1/8か果物の大きさによっては1/16程度にカットし、
果汁と共に皮の香りも搾りかけてください。
酸味が強いものは果汁を搾りすぎるとただただ酸っぱくなってしまうので要注意です。
相性が良いと感じるものとしては

レモン オレンジ ゆず

などを個人的におすすめします。
ハイボールに果汁が入るのが苦手な方は皮のみを搾りかけるのがおすすめです。

ミントジュレップ

ミントジュレップとはバーボンウイスキーとミントを使用したカクテルです。
若干違いはありますがモヒートをラムでなく
バーボンで作ったカクテルというとイメージしやすいと思います。
クラッシュアイスを加えたグラスにバーボンとミント、
砂糖と炭酸を好みに応じて入れてください。
さらにそこへ果物を入れることでより飲みやすくなります。
相性が良いと感じるものとしては

桃 パイナップル マンゴー メロン ぶどう

などを個人的におすすめします。
ハイボールと違い炭酸の抜け方を気にしなくて良いため、
グラスの中で果物を崩しながら飲めるのも魅力です。
その際はできるだけ厚手のグラスか割れないカップを使用してください。
今回はあくまでウイスキーと果物の合わせ方としての紹介なので
ミントが苦手な方はミントなしで問題ございません。

ホットウイスキー

もう3ヶ月もしないうちに寒い季節がやってくるのでホットウイスキーも紹介したいと思います。
ホットウイスキーは香りの立ち方もよく蜂蜜で少しだけ甘みを加えて飲むのが
個人的に好きなのですが、そこに果物を加えることで香りの華やかさが増します。
相性が良いと感じるものとしては

オレンジ りんご 

などを個人的におすすめします。
作るときは先にハチミツと果物をカップに入れてからお湯を注ぎ、
最後にウイスキーを加えてください。
そうすることでアルコールの香りが熱により強く立ってしまうのを防ぐことができます。
あとはさっと混ぜるだけで大丈夫です。

Ending

今回紹介させていただいた飲み方でさまざまな組み合わせを楽しんでいただければと思います。
特に2のミントジュレップの場合はほとんどの果物を合わせることができますので特におすすめです。
これらを試される場合は怪我やグラスの破損等に十分ご注意ください。

四ノ宮清十郎

若くしてバーの世界に飛び込む。
オーセンティックバーなどで修行を積み、独立。
現在は関西を中心に飲食コンサルタントとして活躍中。

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