Cocktail Story ~    メニューが無いバーでの過ごし方

Cocktail Story ~ メニューが無いバーでの過ごし方

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introduction

今回はメニューが無いバーでの注文の仕方などを解説したいと思います。

全くメニューがない店というのもかなり少なくはなってきましたが、
たいていのバーはメニューがあったとしても
店舗で提供しているものが全て書かれているわけではありません。

そんなバーでの過ごし方と注意点を考えてみましょう。

なぜメニューが無いのか?

実際のところほとんどのバーはメニューを置きたく無いのではなく
内容を書ききれないので置かない等の理由がほとんどかと思います。

ですのでフードメニューとして存在しているメニューに
申し訳程度にカクテルなどが書かれているのが1番多いタイプの様な気がします。

今回は一応上記のタイプもメニューが無いパターンとしましょう。

まず自身の経験上メニューが無いバーはカウンターがメインか
カウンターのみの小規模な店舗に多く見受けられます。

逆にテーブル席の多い大型の店舗ではカクテルなども数多く記載されていることが多いですが、
理由としてはスタッフとの距離感では無いかと思われます。

カウンターメインの店舗ではカウンターからバックバーに並ぶ酒も見ることができ、
自分が好んで飲む酒を安心して注文することができます。

またバーテンダーとの距離も近いためこの様なカクテルが飲みたいなど
バーテンダーに要望を伝えることも簡単です。

シンプルな理由ではありますが、店舗が小さく接客が密に行える環境であれば
メニュー自体は必要がないというのが理由では無いでしょうか?

メニューが無い店舗での注意点

次にメニューがないバーでの簡単な注意点を紹介したいと思います。

まずカウンターに座ると様々な酒が並んでいるのを目にして
ついつい気分が上がってしまう方もおられるかも知れませんが
注文の際は可能であれば値段を確認しましょう。

メニューが無いということは当然値段もわからないと言う事になります。
バーの棚には様々なお酒が並びますが
その中には普段飲んでいるものより高価なものも当然存在します。

私が勤務していた頃は1ショット2000円程度からはお客様に値段をお伝えしておりましたが、
店舗の立地や元々平均単価が高い店舗などではそのような声かけが無いことも考えられます。

1ショット10000円程のウイスキーが頻繁に提供される様な店舗であれば
おそらくですが確認もされない可能性があります。
その辺りに関しては要注意です。

次にメニューが無いバーでの注文は頼むものが決まっているのなら問題ありませんが、
そうで無い場合は必然的に多少の会話が発生します。

バーに訪れる方の全員が会話が得意なわけでなく、中には苦手な方もおられるでしょう。

そのような場合はシンプルに頼むものを決めておくことをお勧めします。

またあまり会話をするのに気が進まない様な日は経験に富んだバーテンダーであれば
空気をお察してくれるはずですが、そうでなければ店を変えることも選択肢の一つです。

Ending

今回はメニューの無いバーについてでしたが、
決してお客さまへの不親切でメニューを置いていないわけではありません。

メニューが無いことによって戸惑うお客様が多いのは事実ですが、
それによって生じる会話から新たなお酒に出会うこともできます。

慣れないうちは戸惑うかも知れませんが、
是非オーダーに伴うバーテンダーとの会話から様々なものと出会っていただきたいと思います。


Profile

四ノ宮清十郎

若くしてバーの世界に飛び込む。 オーセンティックバーなどで修行を積み、独立。 現在は関西を中心に飲食コンサルタントとして活躍中。