Cocktail Story ~ オリジナルカクテルを作るためのポイント

introduction

今回はオリジナルカクテルを作るための注意点などを紹介したいと思います。

1からカクテルを作るのは一見大変に感じますが、
ちょっとしたポイントに気をつけるだけで十分カクテルを作ることは可能です。

それほど敷居が高い物ではないので気軽に挑戦してみましょう。

基本的な組み合わせ

まずロングカクテルで考えてみましょう。

材料 

スピリッツ 20ml

リキュール 20ml

ジュースもしくは炭酸類 適量

上記のような組み合わせはスタンダードカクテルにも多くみられます。

非常いシンプルでありながら組み合わせは無限に等しいほど広がります、この組み合わせであればリキュールの味が前に出やす苦なるはずなので好みのリキュールが見つかった際にどうでしょうか。

次にショートカクテルです。

材料

スピリッツ 30ml

リキュール 15ml

リキュール 15ml

レモンもしくはライムジュース 10ml

ショートカクテルを自宅で作る方は少数かっもしれませんが上記の例で作成すれば比較的簡単にレシピを作ることができます。

ロングカクテルと比べ度数が高くなりがちなので、スピリッツの量を調整するか他の材料に置き換えることで少し度数を落とすことができます。

注意点

基本的にレシピの組み合わせは自由ではありますが相性などの問題で避けた方が良いパターンも存在します。

一つは乳脂肪分を含む物(生クリームや牛乳、ベイリーズ等)とレモンやライム等です。

意図的に量を調整して組み合わせるならいいですが、そうでない場合は分離や凝固が発生し見た目も味も大変厳しいものになりやすいです。

もう一つは粘度の高いリキュール(カシスリキュールの一部)などと炭酸類です。

こちらはシンプルに沈殿しやすく混ぜようとすれば炭酸が抜けると言う状況になりやすいです。

先に少量の炭酸類と混ぜてから追加で炭酸を注ぐか炭酸の後からリキュール注ぐなどの対応で解決できます。

補足ですが、薬草系リキュールを使用した道具は一度洗ってから他のカクテルを作りましょう、香りが残りやすく移ってしまうことがあります。

カクテルレシピの読み方

基本的なカクテルレシピの表記についてご説明します。

oz

1オンスなどと表記されている場合はmlに換算して約30mlです、海外のカクテルブックに多い表記です。

dash

1ダッシュと表記されている場合はビターズボトルからの1滴となります。

tsp

1ティースプーンと表記されている場合はバースプーンのスプーン部分1杯になりますがものによって差があるため約5mlとしておけば問題ありません。

Ending

以上簡単ではありますがオリジナルカクテルを作る際の簡単な解説となります。

カクテルは決して敷居の高いものではありませんので、興味を持ったら是非挑戦してください。


四ノ宮清十郎

若くしてバーの世界に飛び込む。
オーセンティックバーなどで修行を積み、独立。
現在は関西を中心に飲食コンサルタントとして活躍中。

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