
目次
introduction
今回は自宅での透明な氷の作り方について解説していきます。個人的には手間を考えると氷は購入した方が良いと考えますが、実験的に作ってみたいと思われる方もいらっしゃるでしょう。手間はかかりますが決して難しくはありませんのでご安心ください。
必要な物
1.浄水器
必要なものとは書いてはいますがあくまで有れば良い程度の認識で問題ありません。有ればほんの少しだけ、氷が透明になりやすいです。
2.大きな容器
なるべく大きく深さのある容器、大きなタッパーで大丈夫ですがまず面積で次に深さを優先して選びたいところです。
3.冷凍庫の空きスペース
ここが一番難しいかもしれません。可能なら氷の容器周辺は他の物を置きたくありません、冷蔵庫とは別に冷凍庫があれば完璧ですが無い場合がほとんどのはずなので冷凍庫が空いている時にスペースを確保しましょう
手順
1.容器に水をそそぐ。
容器の8割から9割程度水を注ぎます、先程の浄水器が無い場合は一度沸騰させた水を注ぐと凍った際に白く濁るのを防ぎやすくなります。
2.冷凍庫へ
水を注いだ容器を冷凍庫へ、その際容器の蓋はしなくて良いです。今回重要なのは一方から水が凍っていく事なので、蓋をせずに冷凍庫へ入れる事で液面から凍っていく様にできます。
3.定期的に様子を見る
冷凍庫の容量と水を注いだ容器の大きさによるので明確な時間は言えませんが、凍り具合を定期的に確認しましょう。2の項目で一方から凍っていくと書きましたがここでの注意点は全て凍らせない事です。液面から徐々に凍った場合、どんどん下に向けて氷が出来ていくので容量の6割程度まで凍らせます。
4.取り出す
6割程度凍らせたら容器から氷を取り出します。凍っていない部分は捨てて大丈夫です。この部分に氷ができる際に押し出された空気などが含まれており、全て凍らせるとここが白く濁ります。濁った部分を割って取り除いても良いですが、手間や怪我のリスクも考えると今回の様に全て凍らせない方法をおすすめします。
5.残った氷の部分を冷凍
取り出した氷をすぐ割るとせっかく作った氷が溶けて目減りしやすくなるので、そのままもう一度冷凍庫へいれしっかり温度が下がるのを待ちましょう。ここに関しては翌日くらいで良いと思います。
しっかり温度が下がったのを確認したら好みの大きさに割って保管しましょう。
Ending
YouTubeなどにも氷の作り方の動画はたくさん上がっていますが、やはり手間を考えると購入をおすすめします。また氷が完成した際に包丁で叩いて割るのが正しいかの様な情報がちらほら出ていますが、怪我の恐れがあるのでアイスピックの方が良いと思います。アイスピックでも怪我をするかもしれませんが、包丁の場合は刃が欠けて氷に引っ付いているかもしれません。それを飲み込んだと考えれば恐ろしいものです。そして包丁は氷を割る道具ではなく食材を切る道具です、その辺りをお間違えなく。